【2026年5月更新】生命保険見直し|6月改正前3チェック
更新:
執筆者河又 翔平 (保有募集人資格:一般課程・専門課程・変額課程)

生命保険見直し
6月改正
保険業法改正
保険相談
重要情報シート
NISA iDeCo
保障の見直し
目次
6月改正前の見直しは「急ぐ」より「順番」が大切です
2026年5月現在、生命保険の見直しを考えている方にとって、6月1日施行の保険業法改正は気になるニュースです。ただし、ここで大切なのは「改正前に急いで契約すること」ではありません。焦って解約や乗り換えを決めると、保障の空白、告知の不備、保険料負担の増加といった失敗につながることがあります。
この記事では 生命保険見直し を相談する前に確認したい3チェックを、一般のご家庭向けに整理します。面談記録や比較ルールそのものを細かく追うよりも、「相談前に何を持ち、何を聞き、どこで立ち止まるか」に絞って、実際に使える形で解説します。
相談前に失敗を避ける3チェック
- 1現在の契約を、死亡保障、医療保障、働けない期間の備え、貯蓄性の4つに分けて確認します。
- 2解約や乗り換えを前提にせず、新しい契約が成立するまで現在の保障を残す段取りを考えます。
- 3提案を受けるときは、保険料だけでなく、保障額、保障期間、解約返戻金、更新後保険料、推奨理由をセットで確認します。
3チェックのゴールは「安くすること」だけではありません
保険見直しというと、月々の保険料を下げる話になりがちです。もちろん家計改善は大切ですが、保険は家計の固定費であると同時に、万一のときの資金手当てでもあります。
たとえば、子育て世帯が死亡保障を削りすぎると、教育費や住宅費の不足が出るかもしれません。一方で、貯蓄型保険に保険料を払いすぎていると、NISAやiDeCo、預貯金に回す余力がなくなることもあります。相談前の3チェックは、「保険を減らす」ためではなく、家計、保障、資産形成のバランスを整えるための準備です。
6月改正前に相談すると、いま契約した方が得ですか?
6月に制度が変わるなら、改正前に急いで生命保険を見直した方がいいのでしょうか?
一律に「改正前が得」とは言えません。保険料、健康状態、必要保障額、家計の余力によって答えは変わります。まずは現在の契約内容と家計の目的を整理し、解約や乗り換えを急がないことが大切です。
2026年6月改正で読者が意識したいポイント
金融庁は、令和7年保険業法改正に係る内閣府令等について、2026年6月1日施行として公布しています。詳細は(令和7年保険業法改正に係る内閣府令等の公布及びパブリックコメント結果の公表について)で確認できます。
今回の改正で中心になるのは、特定大規模乗合保険募集人に対する体制整備義務の強化、苦情処理体制の整備、保険会社等の管理体制強化、過度な便宜供与の禁止などです。読者側から見ると、「販売側のルールが厳しくなるから、相談者は何もしなくてよい」という話ではありません。むしろ、提案された商品について なぜ自分に合うのか 、似た商品と何が違うのかを確認しやすくなる流れと考えるとよいでしょう。
なお、同公表では乗合代理店における比較推奨販売に関する一部の内容は別途公表予定とされています。6月前後は情報が追加される可能性があるため、相談時には「この提案は新しいルールに沿ってどのように説明されていますか」と確認する姿勢が役立ちます。金融庁の(顧客本位の業務運営について)でも、重要な情報をわかりやすく提供する考え方が示されています。
保険見直しで一番避けたいのは、保険料を下げたつもりが、必要な保障まで一緒に消えてしまうことです。
チェック1:いまの保険を「目的別」に分解する
最初にやるべきことは、加入中の保険を商品名ではなく目的別に分けることです。終身保険、定期保険、医療保険、がん保険、個人年金保険など、名前だけ見ても役割は判断しにくいからです。
確認したいのは、家族にお金を残す死亡保障、入院や手術に備える医療保障、働けない期間に備える保障、老後資金や教育資金に近い貯蓄性の4つです。生命保険協会の(生命保険の動向 2025年版)では、2024年度末の個人保険の保有契約件数は1億9,530万件、保有契約件数は17年連続で増加とされています。一方で保有契約高は減少しており、死亡保障を抑えて医療保障を充実させる近年の傾向も示されています。
たとえば、同じ月2万円の保険料でも、内訳が「死亡保障中心」なのか「医療保険とがん保険中心」なのか「貯蓄型保険中心」なのかで、見直しの方向はまったく変わります。相談前に目的別に分けておくだけで、担当者の提案を受け身で聞くのではなく、自分の家計に必要な話として判断しやすくなります。
相談前に手元へそろえたいものと聞くこと
- 1保険証券、契約内容のお知らせ、保険会社アプリの契約画面など、現在の保障内容がわかる資料を用意します。
- 2毎月または毎年の保険料、払込期間、更新時期、満期時期を書き出します。
- 3死亡保険金、入院給付金、がん診断給付金、就業不能給付金など、受け取れる条件を確認します。
- 4住宅ローンの団信、勤務先の死亡弔慰金、傷病手当金、遺族年金など、公的・勤務先の保障も一緒に整理します。
- 5NISA、iDeCo、預貯金、教育資金の積立など、保険以外の資産形成状況も見えるようにします。
- 6相談当日は「残すべき保障」「減らせる保障」「投資や預貯金へ回せる余力」を必ず質問します。
チェック2:解約前に「保障の空白」と「告知」を確認する
生命保険の乗り換えで多い失敗は、先に現在の契約を解約してしまうことです。新しい保険は、申し込めば必ず入れるわけではありません。健康状態、過去の病歴、服薬状況、健康診断の数値などによって、引受不可、条件付き、保険料割増になることがあります。
国民生活センターも、生命保険関連の相談テーマとして、説明不足、告知、解約返戻金などに関するトラブルを紹介しています。詳しくは(生命保険関連)で確認できます。見直しでは 解約前に新契約の成立を確認する という順番を守ることが重要です。
実務では、現在の契約を残したまま新しい保険に申し込み、引受結果、保障開始日、初回保険料の支払い、既存契約の解約日を確認してから切り替えます。数週間だけ保険料が二重になることもありますが、無保険期間を作るより安全です。特に妊娠中、治療中、健康診断で再検査になった直後、過去5年以内に入院や手術がある場合は、告知内容を自己判断で省略しないようにしましょう。
保険料が安い商品に替えれば問題ありませんか?
同じような保障で保険料が安いと言われました。すぐ乗り換えても大丈夫でしょうか?
保険料だけで判断するのは危険です。保障期間が短くなっていないか、更新後に上がらないか、給付条件が厳しくなっていないか、解約返戻金がなくならないかを確認してから判断しましょう。
チェック3:提案理由を「自分の言葉」で説明できるか
相談で複数の商品を提示されたら、比較表を見るだけで終わらせず、推奨理由を確認しましょう。重要なのは、担当者が説明できるかだけでなく、相談者自身が「なぜこの保険を選ぶのか」を家族に説明できる状態になることです。
特に、外貨建て保険、変額保険、貯蓄型保険、個人年金保険は、保障と運用の要素が混ざります。生命保険協会の(重要情報シート作成ガイドライン)では、重要情報シートに、商品の目的・機能、リスク、費用、換金・解約の条件、利益相反の可能性、NISAやiDeCoの対象かどうかなどを整理する考え方が示されています。
見直し相談では、保険料、保障内容、リスク、解約時の扱いをセットで見ましょう。たとえば「この商品に100万円を入れた場合、契約時、保有中、解約時にそれぞれどんな費用がかかるのか」「元本割れの可能性はどの場面で起きるのか」「NISAやiDeCoでは代替できない保障機能は何か」と聞くと、提案の中身がかなり見えやすくなります。
保険の正解は、商品単体では決まりません。家族構成、住宅ローン、働き方、資産形成の計画まで並べて初めて見えてきます。
保険とNISA・iDeCoは同じ土俵で比べない
2026年の家計相談では、生命保険だけでなくNISAやiDeCoを含めた資産形成の相談が増えています。ただし、保険と投資制度は役割が違います。保険は万一のときに大きなお金を準備する仕組みで、NISAやiDeCoは自分のお金を時間をかけて育てる仕組みです。
たとえば、死亡保障が必要な子育て期に、保険をすべて解約してNISAに回すのはリスクが残ります。一方で、老後資金目的の貯蓄型保険に偏りすぎている場合は、流動性や税制優遇の面からNISA・iDeCoとの役割分担を見直す余地があります。
考え方としては、まず生活防衛資金を預貯金で確保し、次に死亡保障や就業不能時の備えを必要額だけ持ち、長期資金はNISAやiDeCoも含めて検討する順番です。保険で運用まで完結させようとすると、途中解約時の返戻金や費用がわかりにくくなる場合があります。逆に、投資だけで保障を代替しようとすると、万一が早く来たときに資金が足りないことがあります。
迷ったら、ほけんのAIから始める
6月改正前の生命保険見直しは、制度ニュースだけを見て焦るより、いまの契約と家計を一度整理することが近道です。とはいえ、保険証券を見ても何が重要かわからない、NISAやiDeCoとのバランスも知りたい、という方は少なくありません。
そんなときは、ほけんのAIでAI相談から始められます。チャットで気軽に質問し、必要に応じて有資格者のFPによる無料オンライン相談へ進めます。ほけんのAIは完全無料・全国対応で、累計相談数90,000件以上、相談満足度98%と案内されています。予約はLINEで完結し、LINE通話やZoomで自宅から相談できるため、仕事や育児で時間を取りにくい方にも使いやすい窓口です。
いまなら、無料オンラインFP相談に参加いただいた方に「giftee Cafe Box」ほか各種ギフトBoxをプレゼントするキャンペーンも実施中です。まずはLINE登録をして、現在の保険の棚卸しから始めてみてください。
まとめ:重要ポイント
- 16月改正前だからといって、急いで解約や乗り換えを決める必要はありません。
- 2現在の保険は、死亡保障、医療保障、働けない期間の備え、貯蓄性に分けて整理します。
- 3新しい契約が成立する前に既存契約を解約すると、保障の空白や告知面の失敗につながることがあります。
- 4提案を受けるときは、保険料だけでなく、保障期間、更新後保険料、リスク、推奨理由まで確認します。
- 5保険、NISA、iDeCo、預貯金を家計全体で見て、役割分担を決めることが大切です。
ぜひ無料オンライン相談を
生命保険見直しは、契約内容、家計、資産形成を一緒に見ることで失敗を減らせます。ほけんのAIなら、まずAIチャットで疑問を整理し、その後必要に応じて有資格者のFPにオンラインで無料相談できます。時間や場所を選ばず、保険だけでなくNISAやiDeCoとのバランスも中立的に比較しやすいのが利点です。LINE登録から気軽に始めてください。
🎁今なら面談後アンケート回答で
1,500円分全員プレゼント!

関連記事一覧

【2026年5月更新】生命保険料は上がる?|予定利率と生命表3基準
生命保険料は2026年に上がるのかを、標準生命表、予定利率、既契約見直しの3基準で解説。最新統計と6月改正、NISAとの使い分けも整理します。

【2026年5月更新】生命保険 60代妻の扶養|180万円と控除3基準
60代妻の扶養で迷う180万円の壁、配偶者控除、生命保険料控除を最新制度で整理。健康保険の扶養、本人加入、保険見直しを3基準で解説します。

【2026年5月更新】独身の生命保険いらない?|年代別3基準
独身の生命保険はいらないのかを2026年5月版で解説。死亡保障を最小限にする考え方、働けない期間の備え、年代別の3基準を最新制度と調査データで整理します。

【2026年5月更新】退職金が減る40代転職|生命保険3基準
退職金が減る40代転職で生命保険をどう見直すかを解説。死亡保障、老後資金、福利厚生の3基準で不足額を出し、NISAやiDeCoとの使い分けも整理します。

【2026年5月更新】生命保険料控除 親の保険料|別居扶養3基準
別居する親の生命保険料を子どもが払う場合の生命保険料控除を解説。支払者、受取人、別居扶養の証拠、個人年金と死亡保険金課税、2026年の6万円特例の注意点を整理します。

【2026年5月更新】生命保険6月改正後に備える|面談記録3基準
2026年6月施行予定の保険業法改正を前に、生命保険相談で確認したい面談記録、比較条件、推奨理由の3基準を解説します。


















