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【2026年3月更新】生命保険 共働き年収1,700万円|不足額3ステップで最短設計

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山中 忠 (FP1級・証券外務員一種保持)
執筆者山中 忠 (FP1級・証券外務員一種保持)
【2026年3月更新】生命保険 共働き年収1,700万円|不足額3ステップで最短設計
生命保険
共働き
年収1700万円
不足額
収入保障保険
遺族厚生年金
高額療養費

課題提起:年収1,700万円でも“差額”は生じる

共働きで高収入でも、固定費・教育費・住居費はすぐには減りません。万一に備える軸は、家計の赤字を埋める保障を“差額×期間”で整えることです。2026年は制度面でも見直しが進んでいます。例えば、子のいない現役配偶者の遺族厚生年金は2028年4月から原則5年の有期(有期加算で約1.3倍、収入が一定以上で継続給付は段階停止)に改められる予定です((遺族厚生年金の見直しについて))。また、65歳以上の在職老齢年金は2026年4月から支給停止基準額が「月65万円」へ((在職老齢年金制度の見直しについて(2026年4月)))。医療では2026年夏以降に高額療養費へ「年間上限」の導入や外来特例の見直しが順次予定されています((高額療養費制度の見直しについて))。制度の“前提”が変わる年こそ、家の数字で見直す価値があります。

不足額3ステップ:差額×期間で見える化

  • 1
    家計の基礎を棚卸しし、現状の生活費・教育費・住宅費・一時費用(葬儀・引越し・学費ピーク等)を月次と一時に分けて整理します。
  • 2
    万一で入ってくるお金(遺族年金・勤務先の死亡退職金や弔慰金・配偶者の就労収入・金融資産の取り崩し可能額)を一次情報で確認します。
  • 3
    不足額=(万一後の支出合計)−(受取見込み合計)として、月次の“赤字”と一時金の“山”を切り分けます。
  • 4
    インフレや働き方の変化、税・社会保険の影響を年1回はアップデートし、ラダー(段階)構成を微調整します。

モデルケースで“差額”を数値化

世帯:夫40歳(年収1,000万円)+妻38歳(年収700万円)、子10歳・7歳、持ち家・ペアローン残3,000万円(連生団信でなく夫婦別団信)。現状の基礎生活費55万円/月、妻ローン返済10万円/月、家事・育児の外注費5万円/月とすると、夫に万一後の支出は概算で53万円/月。妻の手取りが45万円/月なら毎月の不足は8万円です。教育費の“山”は進路次第ですが、直近の公的統計では公立高校の学習費総額は年約59.7万円、私立は年約117.9万円と増加傾向にあります((【令和5年度子供の学習費調査結果のポイント】))。葬儀費用の全国平均は118.5万円(家族葬平均105.7万円)((【第6回】お葬式に関する全国調査(2024年)))。本ケースでは学費一時金600万円+葬儀120万円=計720万円を一時費用として見込み、毎月8万円の赤字(末子成人まで18年強)を“月次の不足”と定義します。

入ってくるお金の“制度前提”を最新化

遺族年金は就労状況や子の有無で大きく変わります。2028年施行後は、子のいない現役配偶者は原則5年の有期給付(有期加算で約1.3倍)→終了後は継続給付の判定(単身で就労収入が月約10万円なら全額支給、概ね月20〜30万円超で停止目安)という二段構えになります((遺族厚生年金の見直しについて))。65歳以上が働き続ける場合は、2026年4月から在職老齢年金の基準が月65万円に引き上げられ、手取りの平準化設計がしやすくなります((在職老齢年金制度の見直しについて(2026年4月)))。勤務先の死亡退職金・弔慰金、団体保険、福利厚生の付加給付も就業規則で必ず確認してください。

「ペアローンだけど、団信の効きはどう見る?」

夫婦でペアローンです。どちらかが亡くなった場合のローン残債は、保険でどこまでカバーすべきでしょう?
山中 忠 (FP1級・証券外務員一種保持)
ペアローンは各自の残債を各自の団信で返済するのが基本です。片方が亡くなると、その人の残債は団信でゼロになりますが、残った側の返済は続きます。よって“残る側の返済額(月10万円など)×必要年数”を別の一時金(定期保険)や月次の不足(収入保障)に織り込むのが実務的です。連生団信でなければ“もう一人分のローン”は民間保険で補う設計が要ります。

設計例:収入保障×定期×終身のラダー

毎月の不足は収入保障保険で“月額8万円×妻60歳まで(最低支払保証5年)”を設定。教育費の山は10年・13年満期の定期保険を各300万円で段階配置、予備資金として20年満期の定期1,000万円を薄く重ねて、配偶者の収入減・住宅関連費のブレに備えます。相続・葬儀費用は終身300万円程度で“非課税枠(500万円×法定相続人)”の使いどころに限定。更新型は将来の保険料上昇に注意し、全期型やネット完結型を含めて比較します。

2026年の設計トレンドに照準を合わせる

医療費の自己負担は高額療養費の“月上限”に加え、2026年夏以降に“年間上限”の導入が順次予定されています。長期療養や複数月の通院でも年間負担が一定で頭打ちになる設計へ移行するため、医療・がんは「残る自己負担(差額ベッド・先進医療・通院交通費等)」に絞った最小設計と、就業不能補償の組み合わせが合理的です((高額療養費制度の見直しについて))。また、厚生年金の標準報酬月額上限は2027→2029年に段階的に75万円へ(65→68→71→75万円)。高所得の社会保険料・年金給付のバランスが変わる点は、中長期の家計前提として意識しましょう((厚生年金等の標準報酬月額の上限の段階的引上げについて))。

見落とし防止チェック(共働き1,700万円版)

  • 1
    勤務先の就業規則で、死亡退職金・弔慰金・団体保険・弔慰金の税区分と相続非課税枠の扱いを確認し、民間保険と重複を避けます。
  • 2
    万一後の外注費(家事代行・送迎・シッター等)を現実の単価で見積もり、月次不足に織り込みます。
  • 3
    ペアローンは“残る側の返済”を必ず見込む。連帯債務や持分割合、受取人の指定は税と実務で矛盾がないかを点検します。
  • 4
    医療は高額療養費の“年間上限”と外来特例の見直し(70歳以上)を踏まえ、入院一時金・通院・先進医療の順に最小化します。
  • 5
    保険料の目安は手取りの5〜8%に収め、残りは新NISAや企業年金・iDeCo等の積立に回す“守る×ふやす”の配分を維持します。

7日で動く段取り:AI相談→無料FPの流れ

Day1–2:給与明細・家計簿・ローン返済予定表・ねんきん定期便・就業規則(死亡退職金・団体保険)・住宅ローン契約(団信)・既契約の保険証券を一式そろえ、月次と一時費用を表にします。 Day3–5:制度リンクで遺族年金と医療の自己負担前提を更新し、月次赤字と一時金の“山”に分解。収入保障の月額・満了・最低支払保証、定期の金額・満期、終身の最小額を並べてラダー案を作ります。 Day6–7:ネット見積もりと約款チェックで条件を確定。新契約の責任開始を確認してから旧契約を解約し、保険証券と就業規則・遺言等の保管を一本化。迷ったら、LINEでAIに相談→必要に応じて無料のオンラインFP面談で“家の数字”に落とし込みましょう。
山中 忠 (FP1級・証券外務員一種保持)
制度は毎年変わりますが、「差額×期間」の原理は不変です。前提を最新化して、いまの暮らしに合う設計だけを残しましょう。

家計配分:保険は“必要最小限”、投資は“長期・分散”

当面の生活を守る保険は“必要最小限の金額・期間”に絞るほど効率が上がります。逆に、中長期の資産形成は新NISAや企業年金・iDeCoの枠を使い、想定利回りやインフレを踏まえた長期・分散で積み上げるのが現実解。高所得世帯ほど保険と投資の役割分担を明確にし、年1回の健康・年金・税制アップデートに合わせて配分を見直しましょう。

参照した一次情報(抜粋)

・遺族年金の有期化と継続給付の仕組み:(遺族厚生年金の見直しについて) ・在職老齢年金の基準額「月65万円」:(在職老齢年金制度の見直しについて(2026年4月)) ・高額療養費の“年間上限”導入ほか:(高額療養費制度の見直しについて) ・学習費の最新値(高校等):(【令和5年度子供の学習費調査結果のポイント】) ・葬儀費用の全国平均と内訳:(【第6回】お葬式に関する全国調査(2024年)) ・標準報酬月額上限の段階引上げ:(厚生年金等の標準報酬月額の上限の段階的引上げについて)

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