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来店型保険ショップ市場回復後の保険リーズ活用術|資産形成相談を保険集客へつなぐ

更新:
山中 忠 (FP1級・証券外務員一種保持)
執筆者山中 忠 (FP1級・証券外務員一種保持)
来店型保険ショップ市場回復後の保険リーズ活用術|資産形成相談を保険集客へつなぐ
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来店回復期こそ、店舗待ちだけでは面談数が読みにくい

来店型保険ショップへの相談需要は、コロナ禍を経て回復基調にあります。保険代理店の経営者さまや店舗責任者さまにとっては明るい材料ですが、同時に「駅前や商業施設の自然来店だけで、来月も必要な面談数を確保できるのか」という不安も残ります。
この記事では、 来店型保険ショップ市場 の回復を前向きに捉えつつ、NISA・iDeCo・教育資金・老後資金といった資産形成相談を、家計と保障の面談へつなげる考え方を整理します。ポイントは、店舗集客と 保険リーズ を競合させるのではなく、空き枠を相談意欲のある面談で埋める補完導線として設計することです。

この記事で整理する保険集客の論点

  • 1
    来店型保険ショップ市場の回復を、単なる来店増ではなく競争再開のサインとして読み解きます。
  • 2
    資産形成相談をNISAや投資信託の話だけで終わらせず、家計・保障・ライフプランの面談へ広げる視点を確認します。
  • 3
    保険リーズを使う前に、店舗側で準備すべき初回面談の聞き方と確認項目を整理します。
  • 4
    Behavior Leadsを、ほけんのAIで相談した方との面談機会をつくる買取型リーズサービスとして紹介します。
  • 5
    比較推奨販売、意向把握、顧客本位の業務運営など、保険セールスで外せないコンプライアンス上の注意点も確認します。

市場データで見る来店型保険ショップの回復

矢野経済研究所の調査では、2023年度の来店型保険ショップ市場規模は新契約年換算保険料ベースで2,064億円の見込みとされました。さらに同社の2024年調査では、2024年度は前年度比5.3%増の2,173億円と予測され、コロナ禍前の2018年度水準程度まで回復する見通しが示されています。参考: (生命保険の販売チャネルに関する調査を実施 2024年)
また、2025年版の調査結果サマリーでは、2024年度の来店型保険ショップ市場規模を前年度比5.2%増の2,173億円と推計し、2025年度は2,232億円と予測しています。参考: (生命保険の販売チャネルに関する調査を実施 2025年)
この数字から見えるのは、 保険集客 のチャンスが戻っていることです。ただし、需要が戻るほど比較される店舗も増えます。立地、相談員の質、口コミ、Web予約導線、オンライン面談対応など、見込み客が比較する材料も増えている点には注意が必要です。

来店が戻っているなら、保険リーズは不要ですか?

来店型保険ショップ市場が回復しているなら、外部の保険リーズを使わなくてもよいのでしょうか?
山中 忠 (FP1級・証券外務員一種保持)
来店が戻っている局面ほど、店舗間の比較も強まります。自然来店は大切ですが、店舗の空き時間や募集人の稼働を安定させるには、資産形成や家計相談の段階で接点を持つ導線を別に用意しておくと安心です。

資産形成ニーズは、保険面談の入口になりやすい

資産形成相談が増えている背景として、新しいNISAの普及は無視できません。金融庁のNISA利用状況調査では、2025年12月末時点のNISA口座数が2,800万口座を超える水準まで拡大しています。参考: (NISA口座の利用状況に関する調査結果の公表について)
一方で、NISA口座を持っていることと、家計全体のリスク設計ができていることは別問題です。相談者は「毎月いくら積み立てればよいか」「教育費と老後資金を両立できるか」「病気や就業不能になったら積立を続けられるか」といった不安を同時に抱えています。
ここに、保険募集人が価値を出せる余地があります。 資産形成相談 を投資商品の説明だけで終わらせず、家計、保障、教育費、住宅ローン、老後資金を一体で整理する面談にできれば、相談者にとっても納得感のある時間になります。
山中 忠 (FP1級・証券外務員一種保持)
来店が戻ることは追い風ですが、待っているだけで安定するとは限りません。相談者が不安を言語化する前の段階で、こちらから接点をつくる発想が大切です。

店舗集客の強みと弱みを分けて考える

来店型保険ショップの強みは、相談者が店舗の存在を目で確認でき、対面で安心感を得やすい点です。商業施設内の店舗であれば、買い物のついでに相談予約につながることもあります。既存顧客の家族紹介や、地域での認知も大きな財産です。
一方で、店舗集客には「曜日や天候に左右される」「平日日中に空き枠が出やすい」「相談テーマが保険見直しに偏りやすい」といった弱みもあります。特に資産形成や老後資金の不安は、消費者がいきなり店舗に入るよりも、スマートフォンで調べたり、チャットで質問したりする行動から始まりやすいテーマです。
そのため、店舗は信頼形成の場として活かしながら、オンライン上で生まれた相談意欲を面談に受け止める導線を持つことが、これからの 保険セールス では重要になります。

資産形成相談を保険面談へ広げる聞き方

  • 1
    NISAやiDeCoの利用有無を聞く前に、相談者が何のためにお金を増やしたいのかを確認します。
  • 2
    教育資金、住宅購入、老後資金など、使う時期が決まっているお金と長期で備えるお金を分けて整理します。
  • 3
    病気、就業不能、万が一、介護など、積立計画が止まる原因になり得るリスクを一緒に確認します。
  • 4
    既契約の保険や共済がある場合は、保障内容の良し悪しをすぐ判断せず、加入目的と現在の家計状況を照らし合わせます。
  • 5
    投資と保険のどちらが優れているかではなく、増やすお金、守るお金、使うお金の役割分担として説明します。

初回面談前に確認できる情報が、会話の質を左右する

初回面談でよく起きるのが、冒頭の20分を基本情報の確認だけに使ってしまうことです。もちろん意向把握は丁寧に行う必要がありますが、事前情報がないまま「今日は何を相談したいですか」と始めると、相談者自身も何から話せばよいかわからず、面談が浅くなることがあります。
事前に家族構成、雇用形態、年収帯、保有契約、保有資産、気になるリスク、相談内容の詳細がわかっていれば、面談の入り方は変わります。たとえば「NISAは始めているが、教育資金と老後資金の両立に不安がある既婚・子どもあり世帯」なら、商品説明より先にキャッシュフローと保障の優先順位を確認する流れが自然です。
つまり、保険リーズを選ぶ際は、単に予約件数や単価だけを見るのではなく、 面談前準備 に使える情報がどれだけあるかを確認することが大切です。

資産形成相談は保険提案につながりますか?

資産形成の相談だと、NISAや投資信託の話だけで終わってしまいませんか?
山中 忠 (FP1級・証券外務員一種保持)
終わらせないためには、運用商品の説明から入らないことです。家計、保障、教育費、老後資金を一緒に整理し、相談者が何を不安に思っているのかを先に確認しましょう。投資の話から入っても、生活上のリスクを確認すれば保険面談としての価値を出せます。

Behavior Leadsは、AI相談後の見込み客とつながる保険リーズ

Behavior Leadsは、Finatextが運営する「ほけんのAI」で相談した方のうち、さらに人間のFPと話したい方と募集人さまをお引き合わせする 買取型リーズサービス です。AIチャットで保険や家計の相談を進めた後に、プロとのオンライン相談を希望した方が面談予約へ進む流れです。
特徴は、相談者がいきなり面談枠に入るのではなく、AI相談や教育的なコンテンツを通じて一定の興味付けが行われている点です。また、募集人さまはお客様とAIとのチャットログを専用画面で確認できるため、面談前に「どの不安から入るべきか」「どの話題は慎重に扱うべきか」を考えやすくなります。
料金面では、月会費や成果報酬の折半分はなく、面談が実施できた場合にのみ料金が発生します。お客様のドタキャンなどで面談が実現しなかった場合の費用はかかりません。ここは、固定費を増やしにくい代理店や個人募集人さまにとって検討しやすいポイントです。
山中 忠 (FP1級・証券外務員一種保持)
保険リーズは、店舗集客の代替ではなく補完です。店舗で築いた信頼と、オンラインで生まれた相談意欲を組み合わせることで、面談機会は安定させやすくなります。

日程調整を自動化し、空き枠を面談機会に変える

Behavior Leadsでは、募集人さまのオンラインカレンダーと連携し、空き日時を自動検出したうえで面談予約が入ります。対応カレンダーは、Googleカレンダー、Outlook、iPhoneのiCloudカレンダー、または弊社システム内蔵カレンダーです。
運用上は、年中無休・7:00〜23:00の間で、カレンダー上の空き枠に予約が入る仕組みです。朝の時間帯や夜遅い時間帯を受けたくない場合は、カレンダー上でリピート予定として埋めておく必要があります。お客様側では予約画面表示時から48時間後以降、30日先までの面談予約が可能です。
初回面談は基本的にオンラインで、Google Meetが初期設定かつ推奨ツールです。募集人さまの希望により、Zoom、Microsoft Teams、Webexなどで設定することも可能です。重要なのは、カレンダー管理を日常業務に組み込み、空き枠を「偶然空いている時間」ではなく「相談を受けられる営業資産」として扱うことです。

導入前に店舗・代理店で決めておきたい運用ルール

  • 1
    平日日中、夜間、土日など、どの時間帯を新規面談用に開けるかを店舗単位で決めます。
  • 2
    面談前に確認する項目を、家族構成、年収帯、気になるリスク、保有契約、相談内容の詳細に絞って標準化します。
  • 3
    初回面談の冒頭では、AIチャットログを見たことを前提にしつつ、相談者本人の言葉で意向を改めて確認します。
  • 4
    成約率だけでなく、面談実施率、再面談率、相談テーマ別の商談化率などを見て、リーズの質を判断します。
  • 5
    カレンダーの埋め忘れや一時停止の方法を社内で共有し、送客後のリスケ対応が属人化しないようにします。

コンプライアンスは、集客導線の段階から意識する

資産形成相談から保険提案へ進む場合、集客の上手さだけでなく、募集プロセスの丁寧さが問われます。金融庁は顧客本位の業務運営に関する原則の中で、重要な情報の分かりやすい提供や、顧客にふさわしいサービス提供を重視しています。参考: (顧客本位の業務運営について)
また、2026年時点では保険業法改正や監督指針の見直しにより、乗合代理店の体制整備、比較推奨販売、代理店都合による推奨の排除といった論点への関心が高まっています。金融庁は2026年3月に、令和7年保険業法改正に係る内閣府令等の公布とパブリックコメント結果を公表しています。参考: (令和7年保険業法改正に係る内閣府令等の公布及びパブリックコメントの結果等について)
実務では、NISAやiDeCoの相談をきっかけにしたとしても、保険提案に進む際は、相談者の意向、加入目的、既契約、家計状況、リスク許容度を確認し、推奨理由を記録することが欠かせません。Behavior Leadsについても、Finatextが保険業界の高いコンプライアンス意識を共有し、各保険会社からの意見も受けながら開発している、という説明範囲に留めるのが適切です。

まとめ:重要ポイント

  • 1
    来店型保険ショップ市場は回復基調ですが、同時に店舗間比較も強まるため、自然来店だけに依存しない面談導線が必要です。
  • 2
    NISAやiDeCoをきっかけにした資産形成相談は、教育費、老後資金、就業不能、万が一の保障まで広げることで保険面談につながります。
  • 3
    保険リーズを選ぶ際は、単価や予約数だけでなく、面談前に確認できる情報、日程調整のしやすさ、面談実施時のみ課金かどうかを確認しましょう。
  • 4
    Behavior Leadsは、ほけんのAIで相談した方のうち人間のFPと話したい方と募集人さまをつなぐ買取型リーズサービスです。
  • 5
    資産形成相談から保険提案へ進む場合は、意向把握、推奨理由の説明・記録、顧客本位の業務運営を前提に運用することが重要です。

ぜひ無料オンライン相談を

来店型保険ショップ市場が回復している今こそ、店舗集客に加えて相談意欲のある見込み客との接点を増やす導線づくりが重要です。Behavior Leadsでは、ほけんのAIで相談した方との面談機会をつくり、チャットログや事前情報をもとに準備できます。まずは無料オンライン相談で、送客条件や運用方法が自社に合うかをご確認ください。

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