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【2026年2月更新】生命保険 比較の正解:差額×期間でロ方式3手順

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山中 忠 (FP1級・証券外務員一種保持)
執筆者山中 忠 (FP1級・証券外務員一種保持)
【2026年2月更新】生命保険 比較の正解:差額×期間でロ方式3手順
生命保険 比較
差額×期間
ロ方式
比較推奨販売
高額療養費 年間上限
遺族厚生年金 5年有期
収入保障保険

課題提起:比較のゴールは“過不足ゼロ”

生命保険の比較で迷う理由は、商品名や特約の多さそのものよりも「家計の過不足」を数字で見えていないからです。比較のゴールは、生活費や教育費の不足を過不足なく埋めること。団信、公的給付、貯蓄・投資を重複なく並べ、最後に民間保険で“必要な分だけ”補います。核心は 差額×期間 の考え方で、月いくら足りないか×何年続くかを数値化すれば、比較は一気に整理できます。

迷わない3ステップ:意向→比較→記録

  • 1
    家計の優先順位・許容範囲・予算を言語化し、今の保障と将来の支出を棚卸しする(意向把握)。
  • 2
    団信・公的給付・資産を横に並べ、同種の商品で比較表を作る(比較の作法)。
  • 3
    推奨理由を、根拠・指標(不足額・IRR・最低支払保証)・代替案まで含めて残す(記録)。
  • 4
    制度改正(医療費の上限・年金・税制)を比較表に反映し、更新時期も記載する。

差額×期間の基礎:必要保障額の出し方

必要保障額は、A(生活費・教育費・ローン返済など)からB(公的給付・団信・既存資産)を引いた「月の不足額」を、必要年数で掛け合わせるのが基本です。例えば、夫婦+子ども2人、住宅ローンあり。片方に万一が起きた場合の不足額が月8万円、子どもが独立するまで15年なら、8万円×12×15=1,440万円が“生活費の谷”の目安。初期5年は支出が厚くなるため“最初の5年厚め”のラダー設計(定期を段階的に重ねる)で現実に合わせます。

何を揃えれば比較できますか?

商品が多すぎて比較が進みません。まず何を揃えればいいですか?
山中 忠 (FP1級・証券外務員一種保持)
団信、公的給付(遺族年金・高額療養費・傷病手当金)、既存の保険証券と貯蓄の一覧です。月の不足額を“差額×期間”で出してから、同種の商品(収入保障/定期/終身)で横並び比較に落としましょう。

制度反映1:高額療養費“年間上限”と外来特例

医療費の上限は2025年8月から所得区分ごとに引上げ、さらに2026年8月以降は年齢ではなく“負担能力に応じた”見直しが段階施行されます。70歳以上の外来特例は月額上限が一部引上げ(例:18,000円→20,000円/28,000円)、年間上限は160,000円/224,000円に改定される区分があります。詳細は厚労省の資料で確認できます。(高額療養費制度の見直しについて)。家計設計では「残る自己負担」(食事代や差額ベッドなど対象外)と収入減を見積もり、医療・就業不能の設計に反映しましょう。ここは 高額療養費 年間上限 の最新を必ず比較表に入れてください。

制度反映2:遺族厚生年金“5年有期”と継続給付

2028年4月施行予定の見直しでは、子のいない現役配偶者は原則5年の有期給付に。初期5年は「有期給付加算」で現在の遺族厚生年金の約1.3倍に増額。5年経過後も、障害状態や収入が一定以下なら継続給付(増額後の水準)があります。単身就労なら月約10万円(年122万円目安/税制改正反映で年132万円見込み)まで全額支給、概ね月20〜30万円超で全額停止の目安です。(遺族厚生年金の見直しについて)。死亡保障の“最初の5年厚め”は制度に沿った合理的設計で、 遺族厚生年金 5年有期 の影響を数字で比較に入れましょう。
山中 忠 (FP1級・証券外務員一種保持)
商品名より先に、家計の差額と期間、制度の上限と給付ラインを数字で決める。ここが揺れなければ、比較は短時間で結論に近づきます。

ロ方式の要点:比較推奨販売の新ルールに対応

2026年施行の保険業法改正に合わせ、乗合代理店の「適切な比較推奨販売」の確保が明確化されます。情報提供の整備、苦情処理体制、記録の保存など“比較の作法”が求められます。詳細は金融庁の公表を確認してください。(令和7年保険業法改正に係る内閣府令(案)等に対するパブリックコメントの実施について)。実務では、意向把握(優先順位・許容範囲・予算)→同種商品の根拠比較→推奨理由の記録、の3点を徹底。ここに制度の更新(医療・年金・税)の一次資料リンクを添えると比較の透明性が高まります。本文では便宜上、これを“ロ方式”と呼びます。

投資枠の最新:新NISA・iDeCo・企業型DCの併用

保障と資産形成は併用が基本。2026年12月予定で、iDeCoの加入年齢は70歳未満、企業型DC・iDeCoの拠出上限は見直し予定(企業型DCは月6.2万円に拡充)。制度の骨子は厚労省のページで確認できます。(2025年の制度改正)。保険料は家計の5〜8%、投資は15〜25%を目安に、固定費と非課税枠をバランス設計しましょう。

比較表の作り方(数字・条件・費用)

  • 1
    前提条件(年齢・家族構成・収入・ローン・学費)と制度リンク(医療・年金・税)を1枚に集約する。
  • 2
    不足額(差額×期間)を“初期5年+残り年数”に分け、収入保障×定期ラダーで段階設計する。
  • 3
    就業不能・医療は残る自己負担(対象外費用)と収入減を合わせて月次で見積もる。
  • 4
    商品指標(保険料、最低支払保証、満了年齢、返戻率・IRR、免責期間)を同列に並べる。
  • 5
    推奨理由は代替案・費用差の根拠まで書き、“更新時期と改定リスク”を付記する。

比較指標と商品の使い分け

死亡は収入保障で“月の谷”を埋め、最初の5年は定期の段階上乗せで厚く。終身は相続・流動性・税の目的が明確なときに薄く持つのが基本です。指標は保険料総額、最低支払保証、満了年齢、返戻率・IRR(年利)、免責期間。医療や就業不能は“残る自己負担”と収入減の見積りが肝心です。ここで初めて 収入保障保険 の具体金額を比較に落とします。

ケース別:正解の組み方(共働き・DINKs・自営業)

共働き子あり:遺族厚生年金の5年有期+継続給付の影響を反映。初期5年は定期を厚めに、以降は収入保障を主軸に。団信の効きと学費ピークに合わせてラダー設計。 DINKs:不足額が小さいほど“ミニマム+運用”。死亡は収入保障を薄く、定期は最小段で、投資に比重を置く。就業不能は免責90〜180日の選択で保険料を調整。 自営業:公的の就業不能給付が限られるため、就業不能の給付期間を長めに設計。医療の対象外費用と収入減の両睨みで“月の谷”を埋める。

実践の段取り:7日アクションと相談活用

7日で進めます。1日目に支出と受取の棚卸し。2〜3日目に“差額×期間”で不足を試算。4〜5日目に比較表を作成。6日目に制度リンクを確認して更新。7日目に家族で合意。ほけんのAIなら、まずチャットでAI相談→オンラインFPで数値と比較表を中立にチェック。LINEで予約が完結し、しつこい勧誘が心配なら「イエローカード」で遮断できます。キャンペーンのギフトBoxも選べます。

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