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【2026年2月更新】生命保険 医師の必要額|年収目安・不足額3ステップ|勤務医対応

更新:
山中 忠 (FP1級・証券外務員一種保持)
執筆者山中 忠 (FP1級・証券外務員一種保持)
【2026年2月更新】生命保険 医師の必要額|年収目安・不足額3ステップ|勤務医対応
生命保険 医師
勤務医 必要保障額
収入保障保険 医師
遺族厚生年金 5年有期
高額療養費 年間上限
傷病手当金
ラダー設計

はじめに:医師こそ“差額×期間”で数字から設計を

高収入の医師でも、万一に備える死亡保障はゼロではありません。物価上昇と制度の見直しが続く2026年現在、家計の安全余力は縮みがち。必要額は感覚ではなく、差額×期間の式で“いくらを何年守るか”を数値化するのが近道です。本稿は勤務医を前提に、公的保障(遺族年金・傷病手当金)や職場の団体保険、教育費の実額を踏まえ、年収別の目安と設計手順を示します。最短ルートで整えたい方は最後に無料オンラインFP相談の導線も用意しました。

まず押さえる最新ポイント

  • 1
    勤務医は厚生年金・健康保険により遺族年金や傷病手当金があるが、生活水準に見合う十分額とは限らない((遺族年金の案内)(傷病手当金のしくみ))。
  • 2
    遺族年金は給付の在り方見直しが継続審議中で、若年配偶者への“期間限定”給付の方向性が示されている。制度は今後数年での改正が見込まれるため、見直し前提で設計するのが現実的(厚労省 社会保障審議会年金部会の資料等)。
  • 3
    入院医療の自己負担は高額療養費で上限管理される一方、食事代など対象外費用は残る。制度の見直し(年間上限の導入など)は議論が続いている((高額療養費制度の概要))。
  • 4
    教育費は公立・私立・自宅外で大きく増減。文科省の最新「子供の学習費調査」を必ず確認((令和5年度 子供の学習費調査))。

医師の最新事情:収入は高くても“固定費が太りやすい”

医師の現収入は相対的に高水準です。厚生労働省「賃金構造基本統計調査」では医師の給与水準が高いことが確認できます((賃金構造基本統計調査))。一方で、住宅・教育・車・親支援などの固定費は収入に比例して膨らみやすく、万一の際は公的給付だけでは追い付かないことが多いのが実情です。勤務医は社会保険により傷病手当金(最長1年6か月)があるものの、長期の収入断に備える就業不能や所得補償まで含めた全体設計が欠かせません。

「年収が高いから生命保険はいらない?」

勤務医で世帯年収は1,200万円台。団体保険も入っています。生命保険は不要では?
山中 忠 (FP1級・証券外務員一種保持)
団体保険は退職・転職で切れることが多く、保障額も家族の生活費と一致しません。まず家計の不足額を“毎月いくら”か見える化し、公的給付と資産を差し引いた残りを民間で埋めるのが合理的です。

不足額=差額×期間:3ステップの全体像

必要保障額は「遺された家族に必要な支出(生活費・教育費・葬儀費など)から、公的給付・死亡退職金・金融資産・配偶者の就労収入を差し引いた差額」に、守りたい期間を掛け合わせればおおむね導けます。勤務医は、傷病手当金・遺族年金・職場の死亡退職金など“B=受け取れるお金”の棚卸し精度を高めるほど、ムダのない最小コスト設計に近づきます。

不足額3ステップ(勤務医モデル)

  • 1
    ステップ1:A=支出の見える化(当面の生活費・教育費・葬儀費・予備費)。教育費は文科省の最新値で幅を持って見積もる。
  • 2
    ステップ2:B=受け取れるお金の棚卸し(遺族年金・死亡退職金・団体保険・貯蓄・学資準備・配偶者の就労)。数年内の制度改正の影響も想定する。
  • 3
    ステップ3:不足額(A−B)×期間で必要保障額を算出。子の年齢に合わせて“逓減(ラダー)”させ、過不足を最小化する。

ステップ1:支出Aの見える化(生活費・教育費・葬儀費)

平時の実支出から“一家の生活費の基礎”を抽出します。大まかな目安として、世帯主死亡後は本人分の費用が減るため、当面の生活費は現状の70%前後から検討するのが一般的です。教育費は公立・私立、自宅・自宅外で大きく変わります。文部科学省の(令和5年度 子供の学習費調査)を参照し、進路の幅とインフレ余裕を持たせてレンジで見積もりましょう。葬儀費は地域・形式差が大きいものの、民間調査では100万円前後の水準が多く見られます。住居は住宅ローンに団体信用生命保険(団信)が付く場合、死亡時に残債が消えるため、団信重複の排除が重要です(住宅費を死亡保障で二重計上しない)。

ステップ2:受取Bの棚卸し(遺族年金・退職金・資産)

勤務医であれば、配偶者・子には遺族年金(遺族基礎年金+遺族厚生年金)が支給されます(制度と請求は(日本年金機構の案内)を参照)。近年、若年配偶者への遺族厚生年金の給付期間を限定し、就労状況に応じて調整する方向性が審議会資料で示されており、将来の見直し前提で“受取B”を控え目に置くのが無難です。加えて、職場規程の死亡退職金・弔慰金、加入済みの生命保険・学資の積立、配偶者の就労見込みを漏れなく積み上げます。病気やけがの長期療養時は、健康保険から傷病手当金(標準報酬日額の3分の2、最長1年6か月)が支給されます((協会けんぽの解説))。
山中 忠 (FP1級・証券外務員一種保持)
守るべきは金額ではなく、家族の生活水準。差額を過不足なく、期間で割り振ると無駄なく強い設計になります。

ステップ3:不足額×期間とラダー設計

不足の月額(A−B)に“何年間守るか”を掛けて総額の目安を出し、期間ごとに分割配置します。子どもが小さい期間は毎月の生活費をカバーする収入保障保険(毎月○万円の年金形式)、受験期のピークや配偶者の老後初期は定期保険の一時金で補う、といったラダーでの段階配置が有効です。とくに将来の遺族年金の見直しリスクを踏まえ、収入保障は“最低支払保証”を2年または5年で設定しておくと、受給停止・減額の揺れに耐えやすくなります。

年収別の必要保障“目安レンジ”(勤務医:子2人・持ち家)

モデル前提:夫40歳・妻37歳・子5歳/3歳、持ち家(団信あり)、賞与込み年収の手取り70〜75%、生活費は手取りの約80%、末子が大学卒業まで約20年を目安。遺族年金・児童手当は概算のレンジで控え目に置き、詳細は年金機構の試算や職場規程で調整してください。
年収月の不足額の目安20年の必要額の目安
600万円15〜22万円3,600万〜5,300万円
800万円22〜28万円5,300万〜6,700万円
1,000万円27〜33万円6,500万〜8,000万円
1,200万円32〜38万円7,700万〜9,100万円
1,500万円40〜48万円9,600万〜1億1,500万円
注意:実額は子の進路、配偶者就労、退職金・団体保険、既存の学資やNISAの積立で上下します。まず“月不足額”を出し、ラダーで段階配置するのが過不足を減らすコツです。

団体保険と個人契約のバランスは?

医局・病院の団体定期が割安です。個人の収入保障は要りますか?
山中 忠 (FP1級・証券外務員一種保持)
退職・転職で切れる団体は“ベースの一部”として活用し、家族の生活費の土台は個人の収入保障で固定するのが安全です。満了年齢と最低支払保証(2年/5年)の設計も個人契約なら自由度が高いです。

医師に向く“二段構え”:収入保障×定期+終身は薄く

死亡時の毎月の生活費は収入保障で、受験期やローン以外のまとまった資金は定期保険の一時金で補う“収入保障×定期の二段構え”が合理的です。終身保険は葬儀費・相続の現金枠として300〜500万円程度の“薄め”で置き、残りは新NISAなどの流動資産で柔軟に持つ方が家計の機動力を損ないません。就業不能(長期療養)への備えは、勤務医なら傷病手当金の切れ目以降を民間で補うイメージで、免責(60/90/180日)と給付期間(最長60〜65歳)を家計と職場制度に合わせて選びます。

見直しの勘所:退職・転職・共同親権・“掛けすぎ”

団体保険依存は退職・転職のタイミングで空白が生じます。個人契約を土台に“切れても困らない”構えが安全です。終身や貯蓄型の“掛けすぎ”は投資余力を奪います。保険料は手取りの5〜7%以内を一つの上限目安に、余力は新NISAやiDeCoへ配分すると攻守のバランスが整います。離婚後の共同親権の施行(民法改正)により、受取人設計や指定代理請求の運用もアップデートが必要です(法務省の解説参照)。相続・監護の合意文書、年金・学資の受け取り動線まで、家族の合意を整理しておくと安心です。

7日で進める実践手順

  • 1
    現契約の棚卸し(保険証券を撮影)と家計の月次集計(固定費・教育費・住宅)。
  • 2
    ねんきんネット・職場規程・団体保険で“受取B”を確認。月の不足額をざっくり算出。
  • 3
    収入保障(満了65/70・最低保証2/5年)と定期の見積り。団信重複は除外。
  • 4
    終身は300〜500万円を上限に“薄く”。残りは新NISA等の積立で柔軟に。
  • 5
    受取人・指定代理請求・口座を家族で合意。共同親権を前提に文言を整備。
  • 6
    証券をまとめてアップロード→AI相談で一次整理→無料オンラインFPで最終確認。

相談導線と今だけキャンペーン

本文で触れた“差額×期間”の素案づくりは、弊社のチャット相談で24時間いつでも開始できます。AIが一次整理し、必要に応じて中立の有資格FPがオンライン面談で比較・設計を仕上げます。いまなら参加者にカフェ等で使えるギフトBoxの特典あり。LINEから数分で予約できます(サービス案内:(ほけんのAI | 24時間365日対応の保険相談窓口))。

まとめ:重要ポイント

  • 1
    必要保障額は“月の不足額×守りたい年数”で数値化し、子どもの成長に合わせて段階配置(ラダー)する。
  • 2
    勤務医の公的給付(遺族年金・傷病手当金)と職場の死亡退職金・団体保険を“受取B”として控え目に見積もる。
  • 3
    住宅ローンは団信で重複を外し、終身は300〜500万円を上限に“薄く”。生活費は収入保障、ピークは定期で補う。
  • 4
    保険料は手取りの5〜7%を一つの上限目安に。余力は新NISAやiDeCoへ配分し家計の機動力を確保する。
  • 5
    退職・転職・共同親権など制度変更の節目で受取人や指定代理請求を見直す。

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